今日は自己紹介の続き。家族について書きたいと思う。
私には子供が二人いる。
3歳3か月になる女の子と1歳7か月になる女の子だ。
「子は宝」と昔からよく聞いたものだが、いざ自分にできてみると本当にその通りで、宝そのものだと思う。
3歳になるお姉ちゃんは今年から幼稚園の年少さんになり、平日は毎日バスで幼稚園に通っている。
去年もプレで週2で通っていたが、本格的な幼稚園生活に慣れるか不安でしたが、うまく順応しているようで、夜にその日何をしたか話してくれることを聞けるのが楽しみの一つになっている。私の知らないところで自分の子供が社会生活を営み始めたと思うと人間の成長ってすごいな。と改めてしみじみと思う。
3歳あるある、なのかわからないが、3歳にもなると、ある程度自分の身の回りのことは自分でできるようになるし、背伸びして大人がやっていることもやりたくなるよう。ただ、自分ではうまくできず自暴自棄となりカンシャクをいきなり起こして泣きわめくことが最近多い。今日の夜はピクニックごっこようの小さなレジャーシートの片づけを自分でしようとしたが、うまく畳めずに泣きわめく始末。
少し落ち着いてやればできそうなものであるが、一度カンシャクを起こすと冷静にはいられず悪循環に陥る。
助けようとするが、助けも拒む。もうどうしようも無い。。
わが子よ。じゅうぶんがんばっているよ。シートが畳めなくても大丈夫。すぐに畳めるようになるよ。
とわが子を見守るしかできない。
4歳に近づくともう少しできることと、できないことの線引きがうまくできるようになるのだろうか。これからも成長が楽しみだ。
続いて1歳7か月になる妹ちゃんだ。
妹ちゃんは生まれたとき約1600gと未熟児で産まれてきてくれた。
長女はほぼ予定日に3100gで産まれてきてくれて順調に出産できたのだが、妹ちゃんの誕生には少し大変だったエピソードがある。
予定日の約1.5か月前のとある木曜の夜。次の週末に嫁は里帰り出産のための帰省を予定したのだが、その日はいつも感じる胎動が無かったと嫁が言ってきたので、念のため、かかりつけの産婦人科へ言ってみたらと話し、嫁一人で産婦人科(5分くらいでいける近所)へ。夜の23時くらい。
エコー見たけど特に異常なかったよ、ってすぐに帰ってくるだろうと高をくくって歯磨きして寝る準備をしていた。
そしたら、間もなく遠くで救急車の音がして嫌な予感がすると、間もなく嫁から電話があり。
「今から救急車で中央病院へ搬送され緊急分娩するから来て」
と。
おーまじか。産婦人科行かせてよかったと思うと同時に、準備してすぐに行かねば。
寝ている長女は起こさないようにそっと抱っこして呼びつけたタクシーに乗って中央病院へ。
もう胎児の酸素濃度が低くなっているんですぐに帝王切開で取り出しますと、産科の先生が説明してくれた。
手術には同意書が必要なので、麻酔やら何やらの同意書(5種類くらい)にサインをささっと記入。
もはや内容を確認している余裕はなし。
詐欺ならやばいな、なんて考えが一瞬よぎるが、嫁と子供の命が関わっているので迷いはなし。
しばらく待つと、無事に産まれましたと、さきほどの産科の先生が少し落ち着いた様子で教えてくれた。
こんなにあっさりと産まれることもあるのか、とあまり
特に心臓が動いてないとか、そういうシリアスな状況ではないが、これから検査が諸々ありまだ安心できる状況ではない、みたいな説明はしてくれた。そりゃそうだ、予定より1.5か月も早く産まれてくれたのでいろいろ検査して異常がないかしっかり把握したい。
すぐに嫁の親にも連絡。嫁実家とは500kmほど離れているので、早くても朝から出発してきてくれるかなと思ったが、「今から行く」と即答。夜中の1時前。
さすが、お義父さんの決断力。
そりゃ自分の娘に何かあったら居てもたってもいられないよな。
あれよあれよと突然の大仕事を終えた嫁とも少しだけ面会でき、産まれたばかりの妹ちゃんにはその日は会えず、夜中3時くらいには自宅へ帰りすこし寝ることができた。長女も夜中中途半端に覚醒してしまって大変な思いをしてしまったが、今振り返ると家族の大切な思い出になったかな。
お義父さんお義母さんは夜通し高速を運転してくれてその日の午前には到着してくれてそのまま3日程度は家にいてくれて家のことをしてくれた。とても助かったし、嫁は入院中で、私と義理の両親の距離も近くなったし、それはそれで良かった。
その後、妹ちゃんは約2か月NICUに入院しながらゆっくり成長し、入院中は腸の捻転などが見つかり排便が大変だった時期はあるが、成長とともに改善し、大きな疾患が見つかることなく退院でき、長女に比べると少し成長速度は遅いものの、ゆっくりと成長してくれている妹ちゃん。
最近は歩けるようになったし、食欲も好奇心も旺盛。
お姉ちゃんと喧嘩することも多いけど、仲良く遊んでくれているときはほんとにかわいく、癒されます。
こんなかわいい子供たちに
「お父さん臭いから、洗濯は今日から一緒にしないから」
なんて、言われたらリアルに泣きます。
いつまでもお父さんのことが大好きな姉妹のまま、大きく成長していってほしい。
そんな、ごく普通のお父さんです。
ありがとうございました。